嫉妬心

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「なにをっ…」 するんだと続けようとしたが出来ない。それどころかいきなり激しく口を塞がれて息をするのも辛い。 「…何言ってるの?天音、もう女じゃ無理だよ。」 口付けが終わったと思ったら馬鹿にしたように笑われた。ムカついて俺も反論する。 「はっ、俺自慢じゃないけど昔から彼女途切れたことないぜ?会社でも…」 また唇を塞がれて言葉が出せなかった。まるでこれ以上聞きたくないとでも言うかのように激しい。舌で上顎を舐められれば立っているのも難しくなった。 「だからだよ。昔の話をしている時点でもう駄目なんだよ。」 、
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