初夏

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初夏を思わせる 陽射しの中 私は あの場所に1人で行った  1年前の今頃 あなたとはじめて会った あなたが車を停めた場所 あなたと歩いた場所 あなたと入ったカフェ 何一つ変わっていない… カフェの同じ席にいる人が 当時の 私とあなたに重なり 胸が痛んだ… 君の夢を応援する そう言って微笑んでくれたあなたから もう連絡がない 喧嘩したわけでもないのに… 当時の空間のまま 変わっていないのに 2人の距離だけ 離れていった 夢が叶う頃 あなたは戻ってくるの… そんな 初夏の陽気だけは 最初で最後に会ったあの日のまま 暖かく その空間を包みこんでいた…
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