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｢七緒に迷惑はかけないから。俺一人でやる｣
｢ん、じゃあやってくれ｣
｢うん。任せて｣
｢ってそういうわけにもいかないでしょ｣
二人で住んでる家なんだから。
｢大丈夫だよ。頭の中にイメージ出来てる｣
｢どんな感じ?｣
｢とりあえず、大奥って感じ｣
｢……｣
意味わかんないし、全然伝わらんし、ヤバそうだ。
｢じゃあ、私が上様だね｣
でも面白そうだから乗っかる。
｢何で？｣
｢真白くんは側室｣
｢それこそ何で｣
｢いや、性格的にそんな感じしない?｣
｢……側室って所が納得いかない｣
両肩に腕を乗せられ、距離が近付く。
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