文化祭の灰かぶり君
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そんな俺に、不意に声がかけられる。 何だ、と振り向くとそこには風紀委員長がいて――廊下を走っていたからかと謝ると、風紀委員長はつ、と眉を寄せた。あれ、違ったのか? 「口を開けろ」 「……はい?」 そんな俺に、風紀委員長が不思議なことを言う。まあ、変なこともされないだろうと口を開けると、風紀委員長はポケットから取り出した何かを包みから出し、俺の口の中へと入れた。
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