文化祭の灰かぶり君

10/30
6699人が本棚に入れています
本棚に追加
/858ページ
そんな俺に、不意に声がかけられる。 何だ、と振り向くとそこには風紀委員長がいて――廊下を走っていたからかと謝ると、風紀委員長はつ、と眉を寄せた。あれ、違ったのか? 「口を開けろ」 「……はい?」 そんな俺に、風紀委員長が不思議なことを言う。まあ、変なこともされないだろうと口を開けると、風紀委員長はポケットから取り出した何かを包みから出し、俺の口の中へと入れた。
/858ページ

最初のコメントを投稿しよう!