Last Delhi ~ 最期の デリー

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Dinner を 喰らいに行こうと 再び 外出 歩いていると この旅で知り合った兄貴達に度々会う Delhi は拠点だけに 当然だが 知った顔に会うと 落ち着く 楽器屋の I と V は 南インド へ 出稼ぎで 居なかったが 土産屋の 父さん クッキー売りの兄貴 など 必ず逢いに行く 物は 買わされるが そんな事は関係ない 認めた人間から 購入する物は 想い出になる。 そんなこんな 戯れていたら なんと 昨年の 放浪で遭遇した あの "Varanasi 3姉妹" と 偶然 再会した(放浪記2012参照) プラス 仲間なのか オバチャン もいた。 インドの子供は 1年 たっただけで 成長する (皆そうか) 長女は この1年で 大人っぽくなっていた。 彼女らは 私を覚えていて 去年同様 吹っ掛けてくる 今年は 「姉さんが 入院していて チャパティー を送りたいぃ」と とりあえず Rs100 を 保護者?の オバチャンに 記念に 差し上げて それで回避を試みるが そうは行かないのは解っていた。 されるがままに わざとだが 連れていかれる 途中 知らない通りすがりの 一般のオジサン から 肩を掴まれ 首を横に降られたが (止めとけの合図) 私は その親切な方に 真剣な眼差しの アイコンタクト で "No problem" の サイン を 送る。 姉妹達は そのオジサンに 猛烈に反発するが 逆に 私が 彼女らを オジサン から遠ざけて行く 連行された店は 米屋 その横で待たされ 想定通り 米代 Rs数千 要求される 私は 笑いながら その場を立ち去るが 長女が 勿論止めに来る "Rs100 上げたデショ?(^o^)" と言うと 「私は 貰って無いっ?」と言うので 先ほど オバチャン に渡した Rs100札を 取り上げ 彼女に渡し See you する。 とんだ 茶番をし 先ほどいた クッキー屋の兄貴の所に戻ると 兄貴から 「何で 危険なのに 相手するんだっ?」と 懐疑的な スタイル で 問い掛けてくる 私は " 一応 知り合いだからね♪ ほっては置けないのかな?"と 何気に 反カースト を唱えた見たいになった。 その後 やっとこ Dinner に向かう。 有名どころに行こうと想ったが 気まぐれで 近くの Roof top restaurant へ行く
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