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講習が毎日のように入っとるのはわかってたし、そこにバイトなんてしたら僅かな遊ぶ時間すらもなくなってまうと思ったから断ったんや。
休みの日には海に遊びに行くと言うと佑介が｢俺のバイト先に来たらこっそりサービスしたるで！｣と言うてくれたからその言葉に甘えようと思っていた。
(バイトしてたらこの店見つけることもなかった訳やし)
そう自分に言い訳して納得する。
商品の補充をしているらしい背の高い若い店員さんの後ろ姿が見えて、こんなところで働けるなんて幸せやろな、と思った。
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