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―――――――サラッ 紫「……ん…」 なんだ? なにか……くすぐったい………? 紫「……?」 暁「……起こしたか?」 ………………………………え? ちょ、まって……… なんでこいつの顔がこんなに近くにあるんだ? 暁「……紫苑?」 紫「…………な……え?」 今の状況が理解できない…。 非常に体が密着していて、よく見れば、こいつに腕枕されてる…。それに、足も多分、絡まってる。 暁「クスッ……どうしたんだ?」 紫「い…や、なんで…」 昨日の、風呂上がった後の記憶がないんだけど……。 どうしてこうなった………。 暁「覚えてないのか?俺がお前の頭拭いてる時に寝たんだぞ?そして、俺が連れてきた」 ま、マジで? どうりで記憶が……。 紫「…は、離れろよ…起きるから」 暁「まだ時間ある。」 何て言いながら暁は更に抱きしめてきた。
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