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同じクラスの女の子達との接触には目を光らせていたらしいミケだけど
麻里ちゃんと私が話したりするのはいいらしい。
最初は、ぎこちなかった私と麻里ちゃんだけど、仲良くなるのにそう時間は掛からなかった。
「昨日、お母さんが駅前に新しくオープンしたお店でケーキを買ってきてくれたんだけど、それがすごく美味しかったから、今度ミウちゃんも一緒に買いに行かない?」
「ケーキ?行きたい!!」
こんな会話ができるくらいに仲良くなることができた。
タロウが言っていた通り、麻里ちゃんは大人しいタイプの女の子だった。
だけど、口数が少ないとか暗いとかじゃなくて
たくさん話してくれるし
たくさん笑ってくれる。
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