ショーの幕開け

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ショーの幕開け

生徒会四人組みは校舎を目指して歩いていた。 生徒会長は僕を姫抱きしたまま歩いていた。 ?(あの、寮長に聞きたい事が有るんだけどさ) ?(改まってどうした?) ?(この子…うちの生徒じゃないよね?) ?(あぁ…そうだな) ?(ところでさ…この子、何処に寝かすのさ) ?(決まってるだろ。俺のVIP室に寝かす) ?(またVIPかよ…この前女の子10人でハーレム作ってたのに…) ?(コイツには興味深いんだよ…) 寮長はニヤリと笑った。 四人は、きっと寮長が何か企んでいるに違いないと確信していました。 ?(さて、この子は、今宵のお客様だ。それだけは忘れるな!) ?(んなことわかってるよ) ?(そうそう、お客様を喰わない様にね、寮長) ?(それは、俺様の気分次第さ) ?(くそ…気分屋…め) ?(わぁーい。僕もお手伝いする―。) ?(いや…お前はいい) ?(なんで?) ?(つまみ食いして終わるだけだろ。) 寮長の言葉がぐさりと突き刺さった。
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