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あれから功平とは会社でも顔を合わせる度話すようになった…
「今日も行くだろ？」
『うん、暇だし行く』
そんなやり取りももう日常で、結局は毎日 会社帰りにはあの屋台に行き 功平と飲んで話すのが日課になっていた。
だけど最近の話しの話題と言ったらもっぱら取引き先の事のみ、彼の言うところのデカイ商談があるのは分かるけど毎日その話しを聞かされてるから耳にタコが出来そうになっている。
でもそれも今日で終わり…
その商談の日がついに来たから。
会社を出る前に会った彼は真新しいスーツに身を包み少し緊張の面持ちだった…
目を合わせても何も反応しなかったけれど、だけど前に交換していたアドレスからメールが届き…やばい、マジで緊張してるけど、絶対取ってくるからな。って入ってた。
なんだかちょっと頼りない内容だけど、でも毎日まいにちその話しばかりで今日のこの日に全てをかけてるんだと分かっているから、きっと大丈夫だと思った。
緊張し過ぎ、頑張れ！ ってメールを作成しすぐに返信する…
きっと、大丈夫。
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