~第九章あれ、俺と沙羅って完全に学園ラブコメしてんじゃね?~

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なんというか昨日沙羅が言ったことは全て真実だった。 それはつまりとてもダルイ。別に代表になれる人間としてのカリスマ性はないよ、ほんと。 マジどうすんだ的な。 「元気がないな、何回も抱きしめたしキスもしたというのにな」 「いやだってなったら頑張るしかないけどさあ…というより俺達って俗に言う学園ラブコメしてるよね…生徒会とか実行委員とか明らかよくあるネタだし…」 「あっははは、なにを言う…君が望めば鬼畜物だろうが妊娠物でもなんでもありじゃないか」 沙羅は笑ってるけど…これはさすがに釣られて笑えねえな。 朝からこんな憂鬱だとは…やっぱり綾に会ってから聞けばよかった。さほど変わらないけど少なくとも会うまでは疑惑のままで入れたのだから…。 「んなことしないけどね…はあ~」 「溜息をつくな、犯すぞ…全く、私が全力でサポートするんだから抜かりはないぞ、心配するな…君がひざまずけと言えば私は喜んで君の靴を舐める所存だ」 喝を入れるように叩かれた背中が少し痛い。 元気だ、本当に真っすぐすぎるな沙羅は…。 「時に由夜、君は舌を入れる深いキスが好きだな」 「沙羅とするのは好きだよ。そのぐらいは俺だってしたいし…第一沙羅が好きだし好きな人とすることはなんでも嬉しいんじゃないかな?」 「私も嬉しいぞ…あぁこのペースなら来年辺りは週7…いや週9で君との淫らな夜を過ごせそうだ」 週9って明らか超過してるよね。 なにその土日は二回二回だよ的な…はっ、一瞬だけどありかと思ってしまった。
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