第1話

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穂採:ごめんね。じゃあ行ってくるよ。 アシュリー:気にすんなー。…大人だからね、私らは。ピートもグレーテもゾーイもアレックスもちゃんと面倒見るから。 ローゼ:ホントに大丈夫?ピートはすぐ問題起こすような子だよ? アシュリー:あの子はキティガイだからね。しゃーない、しゃーない。わたしも沼うさぎだし。問題起こさない奴なんて私たちのなかで皆無。いないいない。それよりもちゃんと帰ってきてね。王子たまもまだまだ未熟なんだから。 ローザ:うん。ちゃんとスートを見つけて渡してくる。 アシュリー:来るべきのときのために。 穂採:夢想と妄想は表裏一体。 アシュリー:狂える世界を救うために。 ローゼ:人の歪み故に我々は生まれた。 穂採:故に歪みなきものを壊す。 アシュリー:真っ白よりは灰色が楽だね。 ローゼ:わたしは赤が好きかな。真紅の薔薇って若干黒みががってるけど。 穂採:あぁ、せっかくかっこつけてたのに… アシュリー:あたしらがかっこつくと思う?このキ印お茶会が。 穂採:…つかないね。のんだくれで主に胸に栄養がいった沼うさぎと食べるの大好きノーブルガール。 ローゼ:それに阿呆の血を肯定するドードーさん。だからね 。こんどこそ、行ってくるからね。 アシュリー:おう、いってらっしゃい。
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