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橘 神也
髪の毛を金髪に染め,首にネックレス,制服のボタンを第三以外全て外している…誰がどう見ても不良少年だ…
「ふぁ…ぁ…ねみぃーな…」
「兄貴はいっつも眠いって言ってないっすか?」
隣でそう呟いたのは神也の取り巻きの達也だ…第一ボタンのみを外し,髪の毛はパリパリの角刈り…いかにも取り巻きという雰囲気をかもしだしている…
「うるせーよ…」
そういうとバシ!っと達也の頭を叩く
「痛!…どうして殴るんですか?兄貴~」
「いらん事を言うからだ阿保!」
「神也!」
「うわ!」
突然神也の名前を叫ぶ女の子…藤咲 渚だ…
髪の毛は肩にかかる程度で服装はキッチリしている…真面目な感じだ…
「神也!こないだあたしのパン食べたでしょ!」
「ギクッ!」
図星をさされると,一歩後ろに下がりひ汗を流す…
「し,しらねーなぁ…」
「嘘つかないで!証拠はあがってんの!」
「う…,」
「兄貴…白状した方がいいっすよ~」
そういうと達也はその場から逃げる様にさる
「あ!こら!達也!」
そして神也も後を追うように逃げる
「こらー!逃げるなぁー!」
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