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この小説を通して伝えたかったのは、事故物件に住む事の恐怖はもちろんありますが、当たり前の日常の大切さです。
朝起きると朝食が出来ている。
家に帰ると夕食が出来ている。
温かい布団で眠れる。
隣には大切な人が居る。
色々な当たり前が生活の中には溢れていますが、実は当たり前ではありません。
その当たり前な日常を実現させる為に誰かが陰で努力をしたり、守ろうとしています。
それなのに、その当たり前な生活を自分で壊してしまう人間は山ほど居ます。
壊す前に考えてください。
今、すべてを壊すほど不幸なのかどうか。
当たり前な生活に感謝して、毎日を生きる事が大切なんです。
ジジイみたいですが、神谷は朝日がカーテンから射し込むだけで感謝しています。
小説を書ける事、嫁や子供と暮らせること、仕事が出来ること。
神谷にもいろんな当たり前な事がありますが、日々感謝して前向きに頑張っていきたいと思います。
これからも神谷信二の小説をよろしくお願いします。
レビューやコメントを頂くと、明日からの活力に繋がりますので、差支えなければ、宜しくお願いします。
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