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理事長先生は安心したように微笑んでいる。
うむ、イケメン。
ムカつくぐらいイケメンだ。
どっかのイケメンとイチャイチャしてろ。
そんで俺に見せろ、うん
「よかった。零君はこの学園でも楽しめそうだね。
・・・ちょっと気になったんだけど、質問していいかい?」
「はい、どうぞ。」
「零君は笑わないのかい?」
・・・実は、俺はあまり笑わない。
意味はないのだが、別に笑いたくもない時に笑わなくてもいいだろう、と表情に出さないのだが。
それで俺の笑顔はレアらしい。
・・・そんなことはないんだがなぁ?
あ、レアだからって笑った時に誰かが惚れるってことはないと思うぞ。
俺平凡だし。
ちゃんと平凡だし。
平凡とか言っといて実は美人。みたいなことはないし。
ちゃんと家族や友達に俺平凡だよな、って聞いて平凡だってお墨付きをもらった。
あと俺は傍観者だからな。
ハーレムとか期待したやつ。
残念だったな。
俺は傍観者だ。
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