海ってさすごいと思わない徳井くん?

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おはようございます悠斗です。 起きて、顔を洗い、歯磨きしてから時計をみると、 もう9時半だったとです。 レインの姿はありません。 すごくお腹減りました。 朝飯ぃぃぃぃ!!と、いそいで廊下にでると、 ミリナ、サーシャ、レンに出くわしました。 今日は朝からいい日です。 でも、そんな3人の様子がすこし、 いえ、かなりおかしいのです。 「おっはよーさーんwww」 元気に気持ちよく挨拶する僕に対し、 「お、おはよー、悠斗…」 「お、おはようございます、悠斗さん」 「ゆ、悠斗くん。おはようございます…」 明らかに目を合わせてもらえません。昨日何かしましたっけ、僕。 僕は気にせず食堂に行き、 すべての真相を知りました。 あ、なるほどです。 みなさん、人をいじる時は用法、容量を守って、報復も考えなければいけません。 悠斗お兄さんとの約束ですよ? やぶったら、メッ!た切りです。 食堂に着くと、 「【グレルはもちろんグッドスメル】」 「【グレルと一夜を共にしたい】」 CV水無月悠斗 ご丁寧にリピートモードで、 ずうっと鳴り響いています。 さあ、もういいでしょう。 我慢の限界です。 「イヤァァァァァァァァァ!!!!!! エイゴリアァァァァァァァン!!!!!」 「なぁ、悠斗」 後ろを振り向くと、 そこに立っていたのは昨日一時的にキャラが崩壊したレインくんでした。 「人を呪わば穴二つ。 なら、人をいじるときもそうでないとな? 言いたいことは山ほどあるが、今回はお前の言葉でまとめさせてもらうことにする。 以上です、裁・判・長」 景色が反転した。
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