蝶と月

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君が夜空を舞う蝶なら 僕はそれを照らす為の月になろう そしてこの夜を止めて 二人だけの世界を創ろう 君が僕しか見ないように 君に僕しか映らないように 昼間は君に 触れることさえも出来ないから 僕は闇の仮面を着けて 君は蜜のドレスを纏って 僕らだけの舞踏会を始めよう 君が夜空を舞う蝶なら 僕はそれを照らす為の月になろう そしてこの夜を止めて 二人だけの世界を創ろう 皆が君を見ないように 誰も君に触れないように 昼間は君を 照らすことさえも出来ないから 夜の星ぼしに着飾られ 木々や鳥達が奏でた音楽で 僕らだけの舞踏会を始めよう 君が夜空を舞う蝶なら 僕はそれを照らす為の月になろう 君は鮮やかに空を舞う 僕はそれを月として照らす 僕が君を照らせないなら 君が僕に 照らされに来てくれたらいいのに 僕が君に触れられないなら 君が僕に 触れに来てくれたらいいのに それが出来ないから 僕はこの夜を止めて 君と二人だけの世界で 僕らだけの舞踏会を始める そんなことを ずっと夢見ている
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