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「叔父様、新島さんって……
マリーちゃんの……
そうなんですか? 」
雅美は話が衝撃的な方向へ展開してきたことに当惑していました。
「人形館とか、殺人とか……
まさか、違いますよね? 」
黙っている裕輔の顔を覗き込んでいます。
早野は、仕方なく雅美に事実を話すことにしました。
「雅美ちゃん、もう少し順序立てて説明したかったんだが……
申し訳ない。
しかし、人形館の新島さんが事件の被害者となってしまったことは事実なんだ。
雅美ちゃんが最近親しく通っていたと聞いて、何か気が付いたことでも聞ければと思ったもので…… 」
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