創部 -始まりの春-

登場人物

桐沢　梢（きりさわ　こずえ）
主人公。メインポジションは捕手。
小さい頃、進と交わした「甲子園に出場する」と言う約束を
果たす為に、桃ヶ原女子野球部を結成しようと奮闘する。
野球の技術は中々だが、体格に恵まれない為ブロックは苦手。

御柳　進（みやなぎ　しん）
右投げ・オーバースローの投手。
梢と「甲子園に出場する」と言う約束を交わした相手。
梢を一人の選手として認めると同時に、好意を寄せている。

風間　風香（かざま　ふうか）
左投げの投手で、ムービングボールの使い手。
中学時代に梢とバッテリーを組んでいた。桃ヶ原野球部結成に
巻き込まれる。120km/hを越えるストレートが売りだが、
打ち込まれると頭に来やすい。

一条　霞（いちじょう　かすみ）
梢のクラスメイトのお嬢様。メインポジションは右翼手。
梢と風香の話に興味を持ち、野球部の結成に協力する。
打撃・走塁・守備いずれも高い実力を持つが、4番での打席では
緊張故か実力が出せない。

楠本　レナ（くすもと　れな）
中学時代は霞と同じシニアチームに参加。メインポジションは
左翼手だが、遊撃手の守備も得意。
野球に強い想いを持つが、中学時代に事故に遭い現在は野球から
身を引いている。
高い打率と守備技術を持つが、負傷した右肩での送球が出来ない。

月代　静（つきしろ　しずか）
レナのクラスメイトで、口下手な少女。中堅手。
とあるトラブルで霞に助けられ、霞に憧れ、自分を変える為に
霞と同じ野球部に入部する。
何故か抜群の持久力を持つが、野球に関しては全くの素人。

ヴィータ・水瀬・フォルト（う゛ぃーた・みなせ・ふぉると）
カナダから越して来た少女。右投げの投手でコントロールは中々。
日本の野球に強く興味を持っており、ストイック。
打ち込まれてもへたれない精神を持つが、セットポジションに
不安が残る。

野村　貴里子（のむら　きりこ）
現代文の教師で、野球部の監督を務める。
部員からの愛称は「ノムさん」。厳しい監督だが選手の事を
信頼し、大切に想っており部員からの信頼は厚い。
梢の従姉妹で、梢からは「ノム姉」とも呼ばれる。