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「いるよ、きっと。 だって、麻里子さんはちゃんと分かってるよ。 自分が傍にいなければ、和人は生きて行けないってさ」 「…そうかもな…」 涙を拭いながら言った和人の言葉に私は静かに目を閉じた。 そう…私はずっと和人の傍にいる。 この身体がなくなっても… 魂は永遠にあなたの傍にいるから… あなたはこれからも… ───生きて。 それに応えるかのように和人が言った。 「麻里子…君はこれからもずっと…俺の妻だ」 再び溢れた私の涙。 ぽろりぽろりと、とめどなく零れ落ちる。 「和人も…これからもずっと…私の夫だよ」 小さく呟いて私は涙を拭いた。
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