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うん。今出来る事はそれくらいかも。
ジークに念話をお願いして、また世界樹まで戻り
ピークが生活出来るような環境を世界樹から少し離れた所に整えた。
ピークにちょくちょく見に来ると言ってまた森へと戻る。
私が世界樹に行っている間
「なあ。闇帝。
本当にそれだけか?」
「まさか。
あのお嬢ちゃんに変な事言ったら、勇者の所へ行くとか言い出しそうだろ?」
「うん。リコっちなら飛んで行きそう。」
「助かったよ。闇帝が黙っててくれて。
勇者はリコに関して恐ろしい程執着しているからな。
関わればバレる可能性が高い。
だが自分の事より困っているものを優先してしまう。
闇帝。なるべくリコに情報を入れないでくれ。
俺は水帝と話してくる。」
「わかった。気を付けるよ。」
なんて会話をしていた。
もちろん私は知らない。
行く先々で先輩がどれ程酷い事をしていたかを。
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