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コウが弾くと三連の星が大きく揺れた。
揺れる事で星の形にデコレーションされたスワロフスキーが部屋の光に反射してキラキラと綺麗に輝く。
私は「綺麗だなぁ」と思いつつ、ストラップを眺めていた。
コウはそんな私とストラップを優しい笑顔で見ていた。
このストラップは先日、早坂さんからお土産で頂いた物だ。
スワロフスキーが綺麗にデコレーションされた星が三連になっていて、私はこの可愛らしいデザインが結構気に入っている。
これは華ちゃんも一緒に貰ったのでお揃いで付けているんだよね。
ってそう言えばコウに貰った事を話していなかった。
まぁ…いちいち報告する事でもなかったし。
でもコウは私がこういうの好きってわかるんだ。
好みがわかるって嬉しいな。
私はただ嬉しくて貰った経緯を話す事にした。
「エヘヘわかる?いいでしょう。実は早坂さんにもらったんだ」
私はストラップを揺らしながら言った。
するコウは意外とだったのか驚いた顔をする。
「早坂?」
「そうお土産でね。華ちゃんとお揃いなん…だ…ってコウ?」
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