プロローグ

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―――頭、顔、手…体のあちこちにわずかに積もってゆく雪でさえ、どうでもよく感じられた どんどん冷たさで、体中が痛くなっていくが、その痛みも、次第に分からなくなっていき、しまいには感覚が無くなっていく。 ―――このまま死ぬのだろうか――― それでもいいと思った。 もう君に愛されていないのなら。
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