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その日は確か、7月のそろそろ本格的に暑くなってきた頃で、よく晴れた日だったと思う。
俺――宗野雅臣(ソウノ マサオミ)は、恋人である先輩の橘弘樹(タチバナ ヒロキ)の住むアパートに向かっていた。
弘樹先輩と出会ったのは、高校に入学して初めての委員会。
俺は風紀委員になったから、月1回放課後に行われる委員会に出席しなきゃいけなかった。
弘樹先輩も、同じ風紀委員だった。
先輩は俺に積極的に話し掛けてくれて、俺も優しい先輩に次第に心を開いていき、
先輩のことを好きになっていた。
そして俺と先輩が出会って数日後、
俺は弘樹先輩に告白された。
俺は嬉しくて、もちろんOKした。
俺は弘樹先輩の恋人になった。
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