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カズマ「!?さがれ!!」
カズマがみんなに警告し盾を構える、そこに紫色のビームがぶつかり分散した
だが、カズマは体のいたるところから血を流していた
アリウス「なっ…」
アリウスと同じ容姿の人物が、立ったまま意識を失っているカズマに言う
???「ほう…よく防げたな?藍澤カズマ」
アリウス「貴様ぁ!!」
アリウスが攻撃する
???「戦うというのか?もう一人の自分と?」
アリウス「黙れぇぇぇぇぇぇ!!」
残っているすべての武装で攻撃するが
???「そんな攻撃!!」
背中から二枚の羽根のような部分が前に出る、そこに円環のようにプラズマが発生した
アリウス「くっ!?」
敵の目的を察知しすぐに避ける機動をとるアリウス
???「消えるがいい!!」
ライフルの引き金を引いた瞬間、極大のビームが放射された
アリウス「ぐあぁぁぁぁ!!」
右足のくるぶしから先が掠めただけで消失した
???「塵芥と消え果ろ!!アリウス・クルーゼ!!」
次の瞬間、緑色のビームが敵の右手のライフルを撃ちぬいていた
???「なに!?」
カズマ「…」
カズマが敵に攻撃するその眼の光彩が細くなっている…SEEDが無意識のうちに発動、意識のないまま戦っているのだ
???「くっ…!!」
左手のビームライフルで頭部を狙い撃つが既にそこにはいない
???「がぁ!?」
一瞬で近接に持ち込み蹴り飛ばしたのだから
???「ここは退くしかないな」
そう言って敵は逃げ出した
カズマが無言で倒れた
キリカ「カズマ!!」
梓「アリウス!!」
二人へと駆け寄るキリカと梓
アリウス「私はいい!!」
梓「でも!!」
カズマを見る…倒れた際、身に纏っていた疑似シンフォギアが元の戻っていた…出血は止まっていない
キリカ「どうしよう!?このままじゃカズマが!!」
すぐに帰還したキリカ達はカズマを医務室に運び込む
キリカ「カズマ!!カズマぁ!!」
いつもは冷静なキリカが判断能力を失っている
梓「落ち着いて…つっ!?」
梓が息をのむ…気づいたのだ
梓「おかしい…本当ならば既に傷は塞がっている」
キリカ「止血…止血しなきゃ!!」
キリカが冷静さを取り戻し始めたのか急いで止血処置を始めた
全ての処置が終わるのに3時間かかった
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