リターン・ザ・ジャパン

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カズマ「おーおー、いい光だ」 おそらくは立花響の体から出ている光の柱をビルの上から眺めつつ彼はつぶやく カズマ「さて、いよいよだな」 彼はそう言うと カズマ「コントロールオン、フォーム、ストライク、モード、エール」 エールストライクで発進する カズマ「さあ、始まりだ、まずは、あの下だな」 先ほど光の柱のたったビルの下に向かう しばらく時間がかかったが到着した カズマ「到着っと」 降り立つと遠くで戦っている風鳴翼と一般人を庇う立花響を視認する カズマ「いたいた、あそこなら…」 即座にスコープを展開し目標を定め撃つ、そう立花響と風鳴翼の中間に バシュ…ンと緑色のビームを 二人(と一般人)「!!?」 少し早く風鳴翼がこちらに気づく 風鳴翼(以下、翼)「何者だ!?…ってカズマか!?」 カズマ「おう?翼か」 いかにも怪しむ目で翼は続ける 翼「何が目的だ?」 カズマ「あえて言うなら、やがて来る災禍を避けるため…かな?」 翼「なに?」 カズマは苦笑交じりに話す カズマ「時期が来たら喋るさ…」 すると彼のところに影ができる 翼「危ない!!」 カズマ「げっ!?」 かろうじて回避し カズマ「この野郎!!、モードチェンジ!!ソード!!」 即座にソードストライクに姿を変え カズマ「真っ二つにしてやる!!」 縦に両断した 翼「後でもう一度来てもらうがいいか?」 カズマ「それは任意?強制?」 翼「強制がお望みか?」 武器である刀を構え言い放つ翼にカズマは カズマ「へいへい、ついていきますよ」 (まっすぐな目、いい子だがああいう子はどこか危ない節がある) 実は翼のことはまったく気にせず立花響(以下、響)を見ていた その後周囲のノイズを掃討し特異災害対策機動部二課の施設に向う
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