1話 血の青年

2/17
20人が本棚に入れています
本棚に追加
/109ページ
「リューベル・紅葉・アスタロト、貴様を国家反逆罪の罪で連行する」 朝、玄関を開けた瞬間俺の平和な日常が崩壊した。 紅葉「ねえ警官さん?俺何かしました?」 俺は隣に座る黒眼鏡をしたSPのような人に聞いたが何も答えず、俺を監視するように見つめられるだけだった。 「出ろ」 1時間30分後、車は止まり強制的に外に出された。 連れてこられたのは刑務所ではなくミッドチルダに住んでいるものならだれでも知っている場所、時空管理局だった。 黒眼鏡に連れられ中に入り、長官室と書かれた部屋の前にきた。 「リューベル・紅葉・アスタロトをお連れいたしました」 男はノックの後そう言いドアを開けた。 「うむ、彼だけでいい。入室を確認したら下がってくれ」 俺は黒眼鏡に顎で『入れ』と命令され部屋に入った。 「君が紅葉くんか」 部屋には4人の女性と1人の男性がいた。 一度は魔法に興味を持ったものならば知っている人物達。 高町なのは、フェイト・テスタロッサ・ハラオウン、八神はやて、カリム・グラシア、クロノ・ハラオウン。 クロノ「君に頼みたいことがあるんだ」 そして彼は唐突に話を始めた。
/109ページ

最初のコメントを投稿しよう!