プロローグ

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???Side 周りは真っ白な空間にただ一人だけ人間がいた。 ―――此処は、どこだ? ―――俺は、確か拓斗を助けて…… ―――ああ、俺は死んだのか… ―――それじゃあ、この空間は死後の世界か? 一人で考えていると今まで俺しかいなかった筈の空間に一人の女性がいた。 ???「いいえ、この空間は生と死の狭間の空間です」 ―――あんたは……女神か? 女神「はい、あなた方で申しますとそうなりますね」 ―――そうか、もしかして俺が死んだのってそちら側のミス? 女神「はい、部下が誤ってアナタの生書を消してしまい、アナタが死んでしまいました」 ―――部下のミスは上司のミスか… 女神「はい、申し訳ありません」 ―――別に俺がいた世界は平和過ぎて、俺の性(しょう)に合わなかったから、別に構わない。 女神「怒らないのですか?」 ―――何故?言ったろ、俺の性に合わなかったから別に構わない。 女神「アナタは変わっていますね」 ―――そうか?まあ、どうでもいいがな、俺はこの後どうなるんだ? 女神「アナタは面白いですね。良いでしょうアナタ転生してみませんか?」 ―――転生?ああ、あれか俗のテンプレか…
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