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さとり。
くだ狐。
さとりについては、側近が七体と設定した時に、決まっていました。ですが、その特徴から大妖の心理を丸裸にしてしまうので、不死城の地下に押し込めました。
そして、くだ狐。
こちらは、最後の一体と共に最近まで決まらず、ようやく決まりました。
メジャーな妖怪は、まだ残っていましたが、大妖の正体との兼ね合いから、くだ狐にしました。
決して強くない妖怪が大妖により、強力な妖怪となるといった設定です。
そして、最後の一体。
この妖怪については、くだ狐を決めた時に頭にあった妖怪を採用しました。ところが、その妖怪は歴史的な伝承の無い妖怪と判明。
いや、焦りました。
自身の妖怪の知識でも、そんな事実があったと知らなかったのです。
その妖怪は、あの有名な漫画家の想像の産物で、日本各地の伝承のどこにも存在しません。
それでも、側近に採用しました。
本文中にありましたが、百体の妖怪の体を縫い合わせた妖怪。それが、ヒントです。
ある意味、鵺なんですけど。
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