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問題はそこじゃない!
「もうすぐ誕生日?!」
驚いてそう聞くと、
「ん?あぁ、もう祝ってもらうような年じゃないけどね」
なんてサラリと返してきた。
「いっ、いつ!?」
「2週間後、だけど・・・・・・、別に気にしなくて」
「するっ!しますってば!!」
彼の袖を掴んで思いっきりそう叫ぶと噴出すように笑われた。
「子供じゃないんだから」
「子供じゃなくても祝いたいんです!」
「その言葉だけで嬉しいよ」
「何か欲しいもの、ないですか?」
そう聞くと拓海は笑うのを止めて、
少し考えるように視線をあたしから逸らした。
そして、
「なんでも?」
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