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「課長……。本当はもう一つ携帯持ってるんでしょ!」
私は課長に近づき課長のポケットをまさぐる。
「おい!何してんだ!!持ってる訳ねーだろ。おいくすぐったいって。やめろ!!」
課長は私を力いっぱい押しだした。
「何やってんだお前は……」
課長はため息をつく。
そんな都合いい事ないか……。
私はガックリと頭を下げた。
「朝になったら誰かくるだろ」
課長は諦めたようにドカッと床に座った。
ちょっと待って?
朝まで課長と二人っきり?
今この気まずい状態で???
私はとっても困ってしまった。
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