0.5 #2

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「はい。…落ち着いた?」 外にあるベンチに腰かけた私の目の前に差し出されたミルクティ。 「すみません…。」 「いいのよ。泣き虫なのは知ってるから。」 「…っ」 ちらりとアスカさんの顔を盗み見れば、いつもと変わらない表情のアスカさんがいて。 余計に胸が苦しくなった。 「…大したことじゃないのよ。多分、明日になったら元通り。」 「……」 辛いのはアスカさんのはずなのに気を使わせてしまっている事で、俯いている顔をあげる事が出来ない。
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