0.6 #2

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0.6 #2

「………ごめんなさい。」 心も身体も限界を迎えた身体は暫く意識を失っていたようで、目をあけた先には暗くなりかけている空が見えた。 「うつすどころか悪化したな。」 「嶺が…っあんなことするから。」 布団で口元を隠しているせいか、それとも…。 語尾につれて小さくなる声を嶺は笑った。 「雅が欲しがったからだろ?」 「違…っ」 「興奮するとまた熱上がるぞー。」 「誰のせいだと…!」 「みーやび。」
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