1人が本棚に入れています
本棚に追加
/2ページ
「おっはー!真奈美っ」
「あ、莉子。おーす...」
「おぉ~?元気ないねー」
ちょいちょいテンション高くあいさつをしてきたのは親友の莉子だ。
「うん。まぁね」
「おいおいマジでどうした!?話ならこの莉子様が聞いてやらんこともないぞ」
(調子のってるだろ。)「...あはは。昨日ね、桐谷くんに告白したんよ、
「あああああーわかったぞ!!それでキミは、桐谷くんにふられたのか」
莉子は私がしゃべってるにも関わらず、口を挟む。しかも当たっている。
(あー。落ち込んでいる人が告白をしたという話をすればバカでも悟るか!おっとバカはだめだな)
「そうだよ莉子。てか、人が話してるのに途中で口を挟むなっ!!」
私は莉子に一発げんこつを食らわした。
「いったー!!!!なんだよぉ急に~!別にいいでしょ当たってるんだし♪」
「そういう問題じゃないっつーの」
「真奈美。そんなことはどうでもいいからその後はどうしたのさ?」
(どうでもよくないし)
「まあ、あっさりと桐谷くんにふられて公園のブランコで落ち込んでるところに王子様が現れたんだよ!」
「王子様といいますと...??」
最初のコメントを投稿しよう!