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「…もう二度と来ないで…顔も見たくない」
一生、会いたくない
そう言うと、手首を掴まれた
ギリギリと強く力を込められて顔が歪む
…血が回らなくて手が痺れる
「…は、なして」
「離してやるよ。その代わり、もう二度とそんな事言わないことだな」
パッと手が自由になった
「じゃあ、また来るからな。都」
そして、新谷さんは出て行った
最悪な言葉を残して
この日から、私の長い長い悪夢が続くんだ
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