第10章 未来へ

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* そうして、数日後。 カルテロは重傷で瀕死状態のまま、ニューヨークにまだ潜んでいた。 瑠生と美衣は、アメリカが2人を残すことが危険だと判断し、日本へと連れて行った。 むしろ、その方が思う存分やれる。 匠は、1人でカルテロのアジトを突き止めて、カルテロをあぶり出すために1つ目のアジトを爆破した。 そうして、カルテロと向かい合って、匠はまっすぐ銃をカルテロに向けた。 それは、カルテロ壊滅への道。 そして、二代に渡るカルテロとの長き戦いの幕開けともなる。 その胸にあるのは、愛。 瞳に宿るは、未来。 匠の、孤独な戦いが始まろうとしていた。 The End
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