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ソンミンのその声に、全員がハッとする
穂積はハラハラとしたような顔で、
異様なくらい静かにしていた
「……そうね」
今にも泣き出しそうだったんじゃないのか、というくらいだった牧田が
テーブルにそっと手を伸ばした
「…マキちゃん、怒ると般若みたいなんだから…
あんまり凄まないでね。穂積ちゃんがビクビクしちゃうでしょ」
ソンミンが、割とヘタレな穂積に気を使って、そう牧田に言った
私はもっとビクついてんですけど。
チラッと横目でユンファを確認すると、妙に生真面目な顔をして、紅茶を眺めている
「………ユンファ……」
「…………」
私達、離れたほうが
いいのかな。
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