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「お前の父親に黒いバックがいるのかどうか知らねぇが、俺の知ったこっちゃねぇ」
「…………」
「告げ口したけりゃあ、好きにしろ。だが、これだけは言っておく。俺が本気を出せば、お前の父親を追いやる事等簡単だ」
「……っ…」
「お前の一家を破滅させる事なんざ朝飯前だ。お前がそれでも構わないと言うなら、好きにしろ」
「……そんな…」
「俺の前から消えろ。二度とその面を見せるな」
「……っ…雷牙…」
麗香に背を向け、暫くすると麗香は足早に部屋から出てった。
「はぁ」
椅子に腰を下ろし一息付いた。
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