8326人が本棚に入れています
本棚に追加
/154ページ
黒い光は段々形を変えて、人型のようなものになった。
「ふ、どうだ人間!」
黒い光は消え、何が現れたかというと、人間だ。
猫が人間に変身したんだけど。
いや、人間と言うには少し違うかも。
黒い髪、金色の瞳。
・・・黒い翼。
バサバサと、黒い大きな翼が動いている。
黒い羽根が、何枚も床に落ちている。
「床を汚さないでくださいよ」
「んなっ、そこなのか!?」
え、突っ込めって?
あなたが魔族だったということに?
「魔族だったんですね」
「はははっ、聞いて驚け!俺様は魔王だ」
・・・・・・・ま!?
最初のコメントを投稿しよう!