第2章 セシル・ティア~儚くも永久の物語り~

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なんで生まれてきてしまったのか…。 なんで傷付かなくてはならないのか…。 お母様が嫌いならよかった。 お母様が私を卑しいと罵ってくれればよかった。 あまりにも慈悲深く美しいから…。 あまりにも尊いから。 私は余計に苦しいのです。 私は泣いてお母様にすがるしか出来ないのです。
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