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入場の音楽が流れた。
冴子は親父さんの車いすを押しながら入場してきた。
周りからは祝福の声。
ああ・・俺は幸せだな。
冴子が親父さんから離れて俺のもとに来た。
神父さんの前で愛を誓ってキスをした。
俺「一生幸せにするし、守るからな!」
冴子「ありがとう・・。」
先輩「幸せになれよ!」
早苗「お幸せに!」
親父さん「健君、今日はありがとう。」
俺「いえ、無理を言ってすみません。」
親父さん「いや、娘のウエディングドレス姿を見れて、
とても幸せだったさ。
きっと妻も天国から見てくれている。」
俺「ですね!」
冴子「お父さん、私は幸せになるからね?」
親父さん「ああ!幸せになれるさ。」
式は親しい人だけでやったから、すぐに終わった。
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