Dear 5

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――翌朝… 「優、起きて。朝だよ」 美紅の優しいキスで、俺は目を覚ます。 「朝ご飯出来てるよ。食べるでしょう?」 「…あ…うん」 美紅はいつものように、明るく俺に微笑み掛ける。 「ほら、ほら、早く起きて」 まるで…何事もなかったように、美紅は必死で笑顔を作っている。 「美紅」 「なぁに?」 「もう一回、キスしよっか」 「えっ?」 俺は美紅を抱き締め、唇にキスを落とす。
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