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もしこの世に
この日祝われる神が
本当はいないとしても
私はクリスマスという日を
私と貴女にくれた
神というものを
祝わずにいれないだろう
そして神がいないこの世界では
貴女を守るものは
神ではなく私だということを
決して忘れてはいけない
貴女からのクリスマスカードを
机の鍵のかかる引き出しに
またひとつ重ねて納めるこの日
世界のどこの国の人も
どの宗教を信じる人も
何も信じない人も
どうかどうか
今日だけでも幸せに
暖かい心を抱いたまま
眠ることのできますように
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