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大きな長い人間と魔族の戦争は終結した。結果は魔族がまけた
人間が我らの力を封印する技術を開発して力を出せなくなり呆気なくまけた
俺は負けたといえ魔王だ俺自身はどうなっても構わないが国民は守らなくてはいけない
だから人間の王に会っている
「俺はどうなっても構わないだけど国民には手を出さないでくれ」
人間に頭を下げるのはしゃくだが国民の為に頭を下げる
「いいでしょう」
人間の王は微笑みながら言う
正直断られると思ったので拍子抜けだ
「本当か?」
「ええ、但し貴方には私の妻になってもらう」
「だが俺は男だ。世継ぎは産まれない」
妻になってもらうと聞いたときこいつは頭が大丈夫かと思い戸惑うが人間の家臣はまったく動揺しない
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