モンスターの告白

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「大星とは何でもねぇよ」 「夜中、随分騒がしかったじゃないか」 「はっ?」 「あんまり煩いから、部屋の窓から、見ちゃった」 「お祖母ちゃん!?」 「チラッと見ただけだけど。あんた達も隅におけないねぇ」 「ち、ちげぇよ。アレは不慮の事故だ。大星が暴走しただけだ」 「まぁまぁ、剥きにならなくていいさ。明月が家出した後、大星はかなり落ち込んでいたからね」 「大星が落ち込む?」
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