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「はぁはぁ…左歩いてる女、かわいくね?」
「俺もタイプだな…はぁはぁ…。まっ右は顔が微妙だけど露出が激しいし今夜はアイツらにすっか?我慢できねーし」
深夜、カラオケ店の入り口が遠目に見える道の端で静かに待ち構える黒いワゴン。その中には興奮を抑えきれないでいる男が5人いた。
狙いを定めた男達は車を発進させドアを勢いよく開け、暗い外を歩く2人組の若い女の元へと瞬時に走り、慣れた手つきで小さな身体を力で押さえ込みワゴンの中へと運んだ。
「きゃっ!何するの!痛い…やめてよ!」
「やめろよ!離してよ!髪引っ張らないで…」
バタンッ!!…
車のドアを勢いよく閉め
「オッケー!車出して~」
静まり返った夜の道を黒いワゴンは走り出す。
「何なのよ!髪痛いんだけど…っどこ触ってんのよ!やめて!!」
「警察にマジチクるよ!早く車止めてよ!」
10代後半くらいの2人組が車内に高い声を響かせる。
「うるせーな!殴るぞ?」
そう言いながら男達は女達の手首に手錠をし、膝を曲げさせて太股とふくらはぎをガムテープでグルグル巻きにした。
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