32 同僚 元春

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有紗「今日ね。課長と仕事の詰めがあるから、もととは、仕事できないし。多分、絶対遅くなるから、夕食は作ってあげられないの。ごめんなさい!!」 元春「大丈夫だよ。適当に食べるし。仕事がんばれよな。」と言うと、有紗は嬉しそうに「ありがとう」と言う。 ありがとうは、俺だよ。本当に迷惑かけてる。 それでも、有紗といたいんだ。だから、せめて有紗の負担にならないようにする。 そう、自分にいい聞かせていた。
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