7人が本棚に入れています
本棚に追加
/21ページ
舞えば誰もが誉めてくれる。
だけど、今は舞えば悲鳴が上がる。
あの時の煌びやかな衣装は私の大好きな色だった。
今は黒くて動きやすい服、何色にも染まれない。
あの出来事で大好きな親を無くし、
何かを失った。
もう、夢なんて見てる暇はない、その失った物を手にいれるため、ただ淡々と坦々とこの手を汚し。
次々何かを無くしていく。
もし、手を伸ばしていいのなら、声を上げていいのなら。
私は、、、、、。
「助けて」
と叫びたい。
最初のコメントを投稿しよう!