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「今日大阪から真田課長が見えます。みんなの状況を確認して、一緒に勉強したいそうです。立ち上がれなくなるくらい凹ませて下さい。」
「真田課長?あの真田課長ですか?」
「うんうん。さすがの王子殿も苦戦中らしいよ。」
ゲラゲラと笑ってしまった。
「連続した時間がとれないから仕方ないよね。」
ちょっとだけ庇った。
昨日のとこの確認しておいてくださいと伝え私は、フロアに戻った。
部長と課長に挨拶をしてコーヒーを渡し
部長には、明日から今のチームは、ここに戻ると話した。
「は?」
と言われた。私はほくそ笑んでしまう。
部長は、コーヒーを一口飲んだだけで研修室に向かって歩き出した。
「猫まんまの話は、内緒よ。」
課長にそう告げて私も研修室にまた戻った。
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