第3話

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真由ちゃんが横でうるさいので、あと少しだけやりたかった事があったけど…ほら、もうね、さっきからずーっと睨まれてて、いい加減にしないと怒り出しそうだから言うこと聞いとくか…… デスク周りを片付けて、カバンを持ち立ち上がる 華子さんを見ると電話中…… ーーー給湯室にいますーーー 声に出さず、クチパクで華子さんに合図すると親指を立ててOKサイン みんなにお先に失礼しますと言い真由ちゃんと給湯室へ向かう 後ろから主任が 「18時30分、時間厳守だぞ! 化粧直ししたって元は変わらないんだから無駄な努力はするなよ~ 化粧品の無駄遣いだからな」 ここにもいるよ、失礼ねヤツが! 思い切り無視して給湯室へと歩き出す 「主任って失礼ですよね! でも気にしちゃダメですよ~ 蒼空せんぱいはかわいい方なんですから、元が悪いなんて事はないですよ~  気にしない気にしない、本当主任ってデリカシーないんだから!!」 真由ちゃんがプンプンお怒りになってますよ ……ていうか、あれは私限定に言われたセリフだったのですね いくらムカつく主任でも、そんな事言われたら私だって軽く凹みます… お年頃なんだから
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